世の中にあふれる、かわいいステッカーが大好きです。
私も作ってみたい!でもゼロからのデザインはできない!
そこで、Canvaでチャレンジしてみました。無料版ユーザーなので使えるテンプレートは決まっていますが、なかなかいい感じに作れたのでは?と思っています。
今回は丸型のマット素材で注文しました。
あわよくばメルカリとかで売ろうかな?と思い、条件があるか調べてみました。
結論、規定を守れば販売してもいいとのことです。詳細はのちほど。
作成操作を画像つきでご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1. Canvaステッカーの値段、素材、納期など
ステッカーの大きさや価格、素材など選べる内容を見てみましょう。
1-1. 素材、サイズ
素材は2種類です。
光沢仕上げ:ラミネート加工されています。
マット仕上げ:表面の保護はありませんがコピー用紙のようにつるっとしています。
種類 | 仕上げ詳細 |
---|---|
光沢仕上げ | 低光沢で色鮮やかな仕上げ。書き込み可能です。 |
マット仕上げ | カラーが引き立つ光沢仕上げ。書き込み不可です。 |
「書き込み」とは、「ボールペンで表面に書き込めるか」のようです。
ボールペンはすらすら書けました。シャーペンも試しましたが、うっすら書ける程度でした。
サイズは3種類あります。
(私もよくやっていますが)透明のスマホカバーにして、スマホ裏にステッカーを挟んで楽しむ場合、「小」がちょうどいいです。
サイズ | 幅×高さ |
---|---|
小 | 5×5 |
中 | 7.5×7.5 |
大 | 10×10 |
1-2. 値段
光沢とマット、どちらも同じ値段です。1シートに12枚印刷され、注文はシート単位となります。
枚数 | 値段 |
---|---|
12枚 | ¥1,416 1枚あたり¥118 |
24枚 | ¥1,536 ← 1枚あたり¥64 |
36枚 | ¥1,656 ← 1枚あたり¥46 |
48枚 | ¥1,824 ← 1枚あたり¥38 |
96枚 | ¥2,112 ← 1枚あたり¥22 |
1-3. 納期
発送は「お急ぎ便:2~3営業日」です。よくあるネットショッピングではオプションで選べるイメージですよね。Canvaのステッカー注文では追加料金もなく無料で設定されています。
公式の情報を見ると「普通便:5~8営業日」がありますが、名刺やチラシ印刷などの場合に選択肢に出てくるようです。
営業日は月~金曜日(祝日除く)なので、土日を挟む場合は少し時間があくため要注意です。
2. Canvaの丸ステッカーを注文する3ステップ
実際に作成して受け取るまでの流れをご紹介します。
私は無料版を利用しているので、「試しにCanvaを使ってみようかな」という方の参考になるかと思います。
iPhoneでも操作できて、とても簡単でした!(以下の画像はPC画面です)
2-1. 作成手順
検索に「ステッカー」と入力しEnterを押します。
出てきた一覧から適当に選んでもいいのですが、テーマカラーやデザインのイメージを絞り込むこともできます。
条件から探す場合は「すべてのフィルター」をクリックします。
「スタイル」からデザインの雰囲気を選べます。
また、無料版のテンプレートのみを表示させたい場合は「価格」で「Free」を選択します。
「カラー」を選ぶと、決まった色味のみ一覧に表示されます。
選択したら「適用」をクリックします。
使いたいテンプレートを選択し、「このテンプレートをカスタマイズ」をクリックします。
ここから編集をしていきます。テキストの文言や色を変えたり、図形や写真を追加したり。
2-2. 注文情報の入力
完成したら、右側のメニューからプレビューを確認し、「サイズ」「仕上げ」「枚数」を決めます。
もしメニューが出ていない場合は、上部の「Canvaで印刷する」をクリックしてください。(「共有」→「Canvaで印刷する」でも可能)
すべて設定できたら「続行」をクリック。
「住所」「支払い方法」を入力し、「注文する」をクリックしたら発注完了です!
2-3. 受け取り
6/6の夜に注文→6/10に発送メール→6/11に受け取れました(都内在住の場合)。
土日を挟んだので時間がかかりましたが、営業日で数えると3日で到着です。
配送業者は佐川急便でした。郵便のレターパックのような包みで届きます。
おまけでCanvaのオリジナルステッカーも同封されていました。Canvaのオフィシャルカラー(?)のブルーを基調にしたおしゃれなデザインでしたよ!
3. デザインしたステッカーはコンビニでも印刷できる
コンビニのマルチコピー機での印刷も可能です。
- 少しでも早く手元に欲しい
- 12枚もいらない、数枚だけ欲しい
- いろいろなデザインの詰め合わせシートにしたい
このような場合はコンビニ印刷も検討してみてください。
プリントできるファイルの拡張⼦は「jpg」か「png」となります。
参考:コンビニのマルチコピー機サービス
Canvaで「jpg」・「png」の形でダウンロードする方法は以下となります。
「共有」から「ダウンロード」をクリックします。
「ファイルの種類」で「JPG」もしくは「PNG」を選択します。
「ダウンロード」をクリックで完了です。
4. Canvaで作ったステッカーを販売するときの注意点
Canvaで販売が認められているのは「オリジナルデザインのみ」と規定があります。
販売する商品を作成する場合は、オリジナルのデザインである必要があります。Canvaのコンテンツを単独で販売することはできません。
Canvaヘルプセンター
いろいろなテンプレートから素材を寄せ集めただけの編集では販売してはいけません。
テキストの文言を変えたり、自分で描いたイラストや撮影した写真を追加したり、必ずご自身のデザインやコンテンツを入れた作品にする必要があります。
リンク内の説明に下記以外の例示もありますので、参考にしてください。
ポスター、マグカップ、Tシャツ、ステッカー、その他の印刷製品の販売
Canvaヘルプセンター
ステッカー、ポスター、チラシ、招待状などのシナリオ
シナリオ1
潤さんはステッカーをデザインして販売しようと考えています。
彼は、Canvaのライブラリーからバスケットボールやサッカーなどスポーツに関連する素材を個別に20個選んで構成したステッカーシートを作成します。ステッカーは、フラット化されたPDF、または個別のPNGファイルとしてダウンロードすることができます。これは個々の素材の単独使用となり、個々のファイルのダウンロードを提供することはクリップアートファイルの販売と同様であるため、許可されていません。
彼は、自分で思いついた20の名言をCanvaのフォントを使って打ち出し、ステッカーシートを作成しました。このステッカーは、フラット化されたPDF、または個別のPNGファイルとしてダウンロードできます。これは許可されています。
他にも、商標登録に利用できない、テンプレートを他のソフトで使用してはいけない、など禁止事項があります。
販売しても大丈夫なのか気になる場合、ひと通り目を通しておきましょう。